依存症のDNA
こんにちは。おもちめがねです。
突然ですが、みなさんの母親は突然いなくなったことはありませんでしょうか。
おもちめがねの母はおもちめがねが受験真っ盛り高校3年生に
突然いなくなりました。
「ただいまー」と帰ってきたらいなかったんです。
これホント。
いなくなったというと自発的に家出したように思われますが、
追い出したんですね。
ギャンブル辞めない母に対してついに父の堪忍袋の緒が切れて、神奈川から九州まで連れていって母を母の実家に置いてきました。
そして離婚しました。
決め手はおもちめがねの大学の学費に手を出したからみたいです。
ギャンブルが生み出した借金は総額3000万円くらいだそうです。
10年くらいずっと繰り返してたそうです。
おもちめがねの小学生時代を思い返すと、必死に貯めた100円玉貯金(缶切りで開けるタイプ)が開いていて、空き缶になってたことがありました。
まぁ、そうゆうことだったんですね。
今の時代ならパートナーはネットで調べたりできたでしょう。
おもちめがねのように心療内科にかかったりGA(ギャンブラーズアノニマス)に参加したりできたでしょう。
ギャンブル依存症というのは本当に根深い問題です。
身体に症状が出る病気であれば、苦しみを伴うので病気の認識があると思いますが
依存症の場合は快楽が伴う場合が多いので病気という認識がしにくいです。
以前もギャンブル依存症=快楽について書きました。
母は快楽に溺れただけでしょうか。
入り口は孤独の埋め合わせだったと思います。
九州から突然の神奈川転勤。
母からしたらかなりの負担だったんでしょう。
九州には仲の良い友達も多かったのが一転して孤独になりました。
父は仕事熱心で深夜帰宅、早朝出勤が当たり前。
父の年収は一般家庭より裕福だったと思います。仕事に疲れ果てて休日はゴロゴロ休むようなお父さんではなく、アウトドアとかもよくする父でした。
母はどちらかと言うとインドア。
家族で出かけるときも家で留守番してることが多かったです。
ながーい年月で小さな雪玉がゆっくりゴロゴロ大きくなっていったイメージでしょうか。
孤独の雪玉が気付いたら大きくなって止められなかったんでしょう。
子どもたちにはとても優しい母でしたが、その孤独の埋め合わせがたまたまギャンブルだったんでしょう。
家庭によっては異性に走ったり、酒に走ったり様々だと思います。
ウチはギャンブルだっただけです。
これはどこの家庭でも起こりうる話だと危惧されます。
おもちめがねが今「選択」していることは
- 核家族をやめる=どちらかの実家に近い
- 遅くまで働かない=家族ファースト
これですね。
核家族は限界だと思います。
孤独を産み出す温床だと思います。
子育てしていてお父さん、お母さんだと人手が足りないと感じませんか?
(特にウチの娘はHSCという特性があるので他より手がかかりますが)
子育てって大勢の大人が関わるほうがいいと感じます。
ましてやワンオペなんて、どっかでおざなりにしないとやっていけないと思います。
どっかで家庭に歪みが出てくると思います。
母のように。
おもちめがねは定時で帰れる仕事を選んで家庭ファーストを心がけてます。
後は収入が追いつかないと養えないんですが、子どもといる時間を多くする時だと思い、収入は他で策を練っていこうと思います。
そんな事で母の話から子育ての話まで
家族についてお話しました。
おしまい