ゾゾタウンで話題になった藤田孝典さんに昔会った話
どうも。おもちめがねです。
おもちめがねは医療ソーシャルワーカーです。
医療ソーシャルワーカーって必須ではありませんが、社会福祉士という資格を持っている人が多いです。おもちめがねももちろんもってます。
↓おもちめがねが社会福祉士の資格のための勉強方法はこちら↓
社会福祉士の資格取得を目指している中で出会った素晴らしい方について投稿します。
藤田孝典さんです。
藤田孝典さんってご存知でしょうか?
藤田孝典さんをご存知でしょうか。
「ZOZOTOWNの時給をあげた方」と言ったら早いでしょうか。
社会福祉士であり、NPO法人ほっとプラスの代表理事でもあります。
TVタックルなど、メディア出演もされてます。
YouTubeも始めたみたいですね。
おもちめがねは何度か講演でお会いして著書も読んで、おもちめがねの印象は貧困問題(生活保護等)に対して熱心な方です。
本当に貧困問題に熱い方です。
ZOZOTOWN問題から藤田孝典さんを知られた人のほうが多いかもしれませんね。
ZOZOTOWNの時給をあげた話だけでも、かなりの行動力とやり遂げる力が素晴らしいです。
メディアなどに出て貧困問題などに言及していると、それを見ている人達がどうしても曲がった受け取られ方をしたり、匿名であるが故に言いたい放題言われます。
学者さんなど現場を知らない人達と違って藤田孝典さんは思いっきり最前線の現場から出発してます。
藤田孝典さんに会った話
おもちめがねが藤田孝典さんにあったのは2014年です。
まだ東京にいるときでした。
社会福祉士の通信教育に通っているときに、生活保護関係のイベントがあり
行ったところ、講演されているのが藤田孝典さんでした。
そのイベントで著書である
ひとりも殺させないを購入しました。
この著書を今でも大事に保管してます。
なんたって!!
直筆メッセージ入りです!!
補足しておきますが、おもちめがねが貧困って意味ではなく
…その…広義的に…日本の貧困問題を脱するって…
いや…その時は…ギャンブル依存症の治療後の借金返済中であったので
もはや、おもちめがねに向けたメッセージだったかもしれません。
動揺してすみません。
ちなみにSWってのはソーシャルワーカーという意味です。
社会福祉士はソーシャルワーカーと呼ばれます。
藤田孝典さんの本や講演で知ってソーシャルワークは奥が深いよ
ソーシャルワーカーって相談援助の業務がほとんどです。
おもちめがねが働いている病院でも相談がほとんどです。
でもソーシャルワーカーって人に対する相談だけでなく地域や国・制度に対しても
アプローチしていくんです。
それを3つのソーシャルワークの名前で表現されてます。
《3つのソーシャルワーク》
・ミクロソーシャルワーク・メゾソーシャルワーク・マクロ ソーシャルワーク
・ミクロソーシャルワーク
目の前の相手への直接的な相談支援など。
・メゾソーシャルワーク
地域のボランティアなどの調整など。
・マクロソーシャルワーク
国の制度などを変えようと働きかけることなど。
簡単に説明しました。
先ほど紹介した本の中で藤田孝典さんはホームレス支援から始めています。
自転車でぶつかった相手を心配して「家に送る」と伝えるとその相手から
「家がないんで大丈夫」と言われたと。
家がない、なんて想定もしてなかった答えだったとのこと。
そこからホームレスに対する支援をおこなっていくのが藤田孝典さんの貧困問題に対するソーシャルワークの始まりです。
直接的な相談支援から始まり、国にも提言したりとまさにソーシャルワークの鑑のような方だと思います。
現代ではSNSなどがあるので、今回のゾゾタウンの騒動については
新たなソーシャルワークのアプローチなのかなって思います。
万人が目にふれる状態で給与のことなどを提言して、時には言い合いをしながら結果最低賃金を上げたわけですから。
本当にすごいです。
最後に
この本では「貧困は自己責任ではない」ことを常々言っています。
おもちめがねもそう思います。
そうゆう人たちを見捨てずに支援していくことが必要だと思います。
自己責任って切り捨てるのは簡単ですよね。
一度何かの機会に読まれてみてはいかがでしょうか。