おもちめがねのもちよる話

子育て・職業・人生についてのブログ

【HSC】洋服が着られない子どもが着られるようになるには

どうも。おもちめがねです。

 

おもちめがねには4歳の娘がいます。

今年の冬はなんと長袖と長ズボンが着られました。

夫婦で泣きました。

 

この感動はHSCの子どもがいる親にしかわからないと思います。

 

 

そんなHCSの娘が何故着られるようになったのかを説明していきます。

ポイントは《生地》と《ストレス》です。

この2つはどちらも大切です。

それに付随して《成長》も服が着られた要因だと思います。

 

 

HSCは何故洋服が嫌いか


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そもそもHSCとは「ひといちばい敏感な子ども」のことです。

洋服が嫌いなのは洋服の着心地などに対して肌や不快感に敏感な特性だからです。

 

ひといちばい敏感な子

ひといちばい敏感な子

  • 作者: エレイン・N・アーロン,明橋大二
  • 出版社/メーカー: 1万年堂出版
  • 発売日: 2015/02/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「寝付きが悪い、ベッドに寝かせるとすぐ起きる」「すぐ泣く」「光や大きな音が苦手」「洋服が着られない」など、あなたのお子さんが他のお子さんに比べて過敏に反応する部分があれば、この本は役に立ちます。

「ちょっと大変かも、でも他の子もきっとそうだろう」と思うよりも、一度一読してみると「あー、この子はこうゆう特性があるから大変なんだ」って思うでしょう。

ウチは気づくのに3年かかりましたから、早いところ気づいたほうが気持ちも対応も楽になります。

 

あ、HSCは障害ではなくて特性です。

一応補足しておきます。

 

娘の場合ですと、どんなに小さな虫も怖がり、朝起きて眩しいと嫌がり、手に髪の毛や水滴が付くと不快に感じ、そして洋服が苦手です。それ以外にもHSCらしい特性が多いです。

 

今回は洋服が苦手なことをピックアップして、経験を元に解説していきます。

 

HSCの娘が洋服を着られるまで辿った経緯

冒頭でも伝えたとおり、今は長袖・長ズボンを洋服によっては着られます。

どんな服でも着られるわけではありません。

生地ストレス成長が大きな要因であると考えます。

 

♪愛しさと切なさと心強さと♪

みたいなものです。

 

いや、全然違います。忘れてください。

 

生地⇒たどり着いたのは無印良品H&Mです。

我が家の場合はこの二つのブランドが鉄板です。ほかのブランドはたまに着るものもありますが、それを見つける労力は計り知れないので、2つのブランドが主です。

インナーはプチバトーの肌着を来てます。

あとは本人が「着たい」というデザイン性も大切です。可愛いとかカッコいいとかすこーし不快でも気にいると着ることもあります。

 

ストレス⇒幼稚園と家との生活がうまくいっているが洋服が着られることにもつながっています。ストレスが溜まると不快感なども敏感になってきます。

安定していると、洋服を着られる回数も量も増えてきます。

HSCの特性上、毎日毎日同じような生活リズムが大切です。

     

成長⇒これは「会話」ができるようになったことです。

本人の意思表示が明確になってくると、何が不快に感じているかとかがわかってきます。そこを親が汲み取って、不快なところを取り除くなど解決をしてあげると着てくれる洋服もでてきます。

コミュニケーションが取れるというのはとっても大事ですね。

 

娘の経過

さらっと、娘の洋服問題についてお話しします。

 

冗談ではなくて、夏場は全裸で過ごしてます。

去年の冬も全裸でした。

そんな娘のために暖房とヒーター総動員で電気代は36000円/月くらいかかってました。

 

あっつい家の中とさっむい外

温度差ありすぎて風邪引くわ!

 

フット後藤の例えツッコミみたいに言ってますが、普通のコメントですね。

 

そんな娘の外出は大きめのノースリーブワンピースが基本。冬はそれにポンチョを羽織るスタイルでした。

ニット帽子、手袋は絶対につけれませんでした。靴下も無印良品のしか履きませんでした(これは今もそうですが…)

 

タイツや長ズボンは絶対に履けませんでした。

6000円するウールのズボンを買って一瞬履いたので「おっ!!」となって

同じのをもう一着買ったら、やっぱり履けなくなった。

みたいなことは多々あります。

大きめのサイズにすれば着るかもしれないと思い買ってみたけれど着なくてガックリ。

ですが、翌年サイズがちょうどよくなって着られるようになった、みたいなこともあります。

サイズが大きい服で着られなくても捨てないほうがいいことがわかりました。

 

4歳になって、コミュニケーションも取れるようになって、気にいる服も自分で選び、生地は無印かH&Mを買う。

 

もちろん「痛い」と言って着られないこともありますが、着られる服は着実に増えてます。

本当に楽になりました。

 

まとめ

娘の実例も交えながら洋服が着られない子どもを持つ親に向けて投稿しました。

HSCの子は普通の子には絶対にわからない苦労があります。

 

着られないことを攻めることをしても解決にはなりません。

まずは本人の着たい着心地の服、デザインが気にいる服を選ぶ。

ストレスがないような環境を作ることも重要です。

1から3歳くらいはうまくコミュニケーションが取れなくても成長していく内に本人が教えてくれる日が来ます。

だから大丈夫です。

 

わがやの情報が少しでもあなたの役に立ちますように。

おしまい。