おもちめがねのもちよる話

子育て・職業・人生についてのブログ

病院の仕事の話

こんにちは。おもちめがねです。

今日は娘の誕生日。
幼稚園で娘が言った将来の夢は
「おいしゃさん」です。

おもちめがねしこたま頑張らないと。

大人の都合で夢は諦めさせないぞ!!



さて今日はおもちめがねの仕事の話

医療ソーシャルワーカー

みなさん医療ソーシャルワーカーって知ってますか??
医療ソーシャルワーカーって病院に所属している福祉に関する専門職です。
クリニックとかだとほとんどいませんが、大きい病院にはほとんど配置されている職種です。
MSWやら、ケースワーカーやら、医療相談員やら呼び方がマチマチなのでややこしいですが、大体同じです。

※ケースワーカーは生活保護の担当相談員の呼称ですが、病院でもそう呼ばれたりします。



超高齢化が進む中、主に高齢者の支援が仕事の多くを占めてます。

患者が知らない制度を駆使したりしながら生活の相談に乗って「こうしていきたい」という想いを手助けする役割だと認識しております。

介護保険や生活保護や障害者手帳や成年後見やら福祉の制度もたくさんあります。

対患者だけでなく、病院の他の職種(医者、看護師、リハビリスタッフ、医療事務、薬剤師等)や他の病院、他の関係機関(介護関係や役所等)とも連携を図ることもします。

ですので、病院のホームページとかを見ると医療連携室と書かれてることが多いです。
他にも地域連携室とか医療連携センターとか病院ごとに様々です。


何かの際には気軽に相談にいかれてもいいと思います。


病院って聞くと身構えてしまう方が多いでしょうが、福祉関係なので優しい方が多いと思います。



た、たぶん……



おもちめがねの変わった相談の一例では


Aさん「怪我でしばらく仕事を休んでいたので職場のみなさんに手土産があったほうがいいですかね。」

おもちめがね「絶対ではないですが、印象の問題であったほうが何となく戻りやすいんじゃないですかね」

Aさん「お話して良かったです。ありがとうございました。」

と、肩の荷が下りたような表情で帰られました。

といった相談もあります。
そういった相談もニコニコ対応します。




まぁ、Aさんは手土産持ってかなくて、職場にブーブー言われたことはここだけの話。



そんな感じで仕事をしてます。

病院について

病院って聞いたら『病院』しか普通はわからないですよね。



何言ってるかわかないんですけど



って声が聞こえてきそうですね(もうその下りいいよ、この下り自体読まれてないからわからないよ!!)


というのも、病院にも色々種類があります。

おもちめがねも働くまでは種類なんて一個しかないと思ってました。

ざっと
急性期
回復期
慢性期

と病院は分かれてます。

他にも精神科等々ありますが。


急性期は治療がメインの病院ですね。

回復期はこれからリハビリ頑張って回復期してくぞーー!!って病院ですね。

慢性期は医療行為(酸素とか管とかが繋がってる)が多い人が入院してます。

これで役割を分けてますが、急性期の病院、回復期の病院、慢性期の病院と分かれてるパターンと混合してるパターンがあります。

混合してるというのは急性期と回復期を兼ね備えてる病院とか、そういう意味です。


おもちめがねは今の勤め先は急性期病院です。


回復期も慢性期も経験あります。


急性期病院って平均の入院期間ってどれくらいだと思います?




正解は




14日以下くらい。




大体2週間以内には退院してます。
怪我や病気になって入院して手術して。
それでそんなに短いの!?


と思いますよね。


数字にもカラクリがあって、もちろん一ヶ月以上入院する人もいれば
腰痛くて入院したけど、何もなくて2日で帰る人もいます。


それを平均して14日くらいですね。


おもちめがねの職場の場合ですが。



それでもみーんな、家に帰れるわけではありません。
かといって、ずっと入院させれるわけではありません。

病院ごとに役割分けてる意味は
急性期は治療に専念してね。
回復期はリハビリに専念してね。

と、それぞれの役割に専念することで患者の回復が早まって退院を目指せるからだと思います。

なので、回復期や慢性期の病院には手術室がない病院も多いです。


おもちめがねが働いている急性期では例えば足の骨が折れたおばあちゃんが2週間で帰れるわけはありませんので手術して落ち着いたらリハビリの病院に転院してリハビリをガッツリして退院を目指してもらいます。


そこで、転院の調整を図るのが医療ソーシャルワーカーです。

福祉の志をもってる人がぶち当たる壁

『あの人早く転院させてよね』

他の職種から出る声です。

この言葉にやられる医療ソーシャルワーカーは多いと思います。

福祉の制度を学んで就職したのに
なんで転院調整ばっかり。

あれもこれも制度を駆使すれば、ここからでも帰れるんじゃないか。

転院調整だけなら医療ソーシャルワーカーじゃなくてもいいんじゃ?

こんな不満が出てくると思います。



ちょっと待って!お兄さん!


思わずラッスンゴレライです。


そうゆう人向けに少しでも楽になる内容のブログを今度書きたいと思います。

ひとまず、医療ソーシャルワーカーって何!?カッコつけた名前しやがって、一体誰なんだ!?

という観点から、そーいった人向けに今日は投稿しましたので、この辺で。

おしまい。

こんな仕事してるってわかる本↓↓